■ 2005/06/18 Sat 「ろうそくをともす、暗い夜のこと」
そろそろ夏至、にて
ちょくちょく見に行っている絵日記サイトで
こんなものを見つけた。
環境省報道発表資料、平成17年6月9日
「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」について(第1報)
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100万人のキャンドルナイト
およそ暗くない夜について最初に思ったのは
星が見えない、というそれだけのことからだったと思う。
たしかに十年前より星が見えない、
それなりに街中からはずれたところに住んでいるけれど
よく見えない。
満月の明かりだけで歩くのは存外ふしぎにおそろしく
でも、足元のあかるさはとても頼りがいがあることです
かたわらの街灯のあかるさよりも打ち勝って
足元にのびていく影。
坂道のくだったところに溜まっている暗さとか
とろりとして飲み込まれそうな闇はとても怖いのだけど
ずっと暗くない夜はあまり好きじゃないのだった
ひとりで外を歩けないにしても
夜に出かけていくことが未だにとても特別な感じを持っている、ぼくは。
住んでいるところが街中からはずれているので
たのしそうなイベントに微妙に参加できない明るさと暗さ、で
少し残念だったりも、する。
吉祥寺にみつけた真夜中的夏至イベント、
おもしろそうだと思うのだけどな。
月時計
ろうそくともして、ぼんやりながめて、ぴかぴかの電気のつかない夜。
暦によれば今日の月齢は11.6だ。