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ps.レベンクロンによるエピローグ

■ 2005/03/10 Thu 6:14 「ps.レベンクロンによるエピローグ」

テーマ:自傷

「カッティング」より、著者エピローグ
たぶんたくさんのことが
これに詰まっているから……



エピローグ

 あなたの身近にいる大切な人が、自分を傷つけているのを目にしたと言う理由で本書を読まれたのなら、多分に不安、不満、怒り、罪悪感や恐れ、そして困惑まで感じてきたことでしょう。そしてきっと自分にこうつぶやいたはずです――「異常よ。どうして自分にあんなことができるの?」
 本書はそのような気持ちを少しでも整理し、その疑問に応えることができればという思いで書きました。その人はあなたが彼女の痛みを知ったことであなたに怒りを示すことさえあるかもしれません。でもそれは一過性のものです。
 この種の行動に恐れ驚きながらも、好奇心がそそられたという理由で本書を読まれた方は、その行動の陰にいる人に目を向けられるようになり、それが治癒できる障害だと理解されたことを願います。
 我々の人生のどこかで、誰しも自分を恐れさせる感情や思考を体験することがあります。それらを忘れることは強い自己不信を招くだけです。それより、探求することです。
 この症状そのもの、また他の健康を害する痛みが伴うケースであれ、この障害に悩んでいるからという理由で本書を読まれた方は、この先、もっとも大きな作業が待っています。あなたは新しい言語を学ぶことになります。それは自己表現と内省です。さらに、まっさかさまに落ちるような感覚を味わう危険も、覚悟する必要があります。まず、馴染みのない感情。その感情を言葉として発するのはだいたい苦痛なものです。次に、あなたを援助してくれる人を見つけ、あなたの一番秘密にしている考えや感情をその人へ明かすことです。切るという言語――ペンの代わりに刃を使い、インクの代わりに血で書くこと――をやめ、言葉に置き換えて信頼できる人に話すのです。今までは、プライバシーと秘密があなたの親友でした。これからは新しい友人とそのことを話し合うのです。話せる友人は最初は一人でも、そのうち増えていきます。



たいせつなエッセンスではあるけれど
あくまでエピローグにすぎない、ということも。
著書内容は
セラピー場面で新しい関係性をつくっていくこと、を中心に
くみたてられていることを補足しておきます。
この場合大事なのは、ひとりきりで現実に対処しようとしないことだと、思います。
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by stelaro | 2005-03-10 06:14 | ps & p.s.