■ 2010/06/01
前の月に読んだゲド戦記からひきつづいて
ファンタジー(らしきもの)を左から順にというような感じで。
指輪物語をどっしりと読むはずが、どんどんライトになるのはなぜなのか・・・。
大草原の小さな家シリーズ(福音館書店版)を
収集、完了。思い出をひとつ引き寄せ終えた。
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2010年5月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:6626ページ
■黄金の羅針盤〈上〉 ライラの冒険
読了日:05月02日 著者:フィリップ プルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4102024115
■黄金の羅針盤〈下〉 ライラの冒険 (新潮文庫)
読了日:05月03日 著者:フィリップ プルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4102024123
■浅田真央―age 15‐17 (文春文庫)
読了日:05月03日 著者:宇都宮 直子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167773120
■神秘の短剣〈上〉 ライラの冒険II (新潮文庫)
読了日:05月04日 著者:フィリップ プルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4102024131
■神秘の短剣〈下〉 ライラの冒険II (新潮文庫)
読了日:05月07日 著者:フィリップ プルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/410202414X
■琥珀の望遠鏡〈上〉 ライラの冒険III (新潮文庫)
読了日:05月09日 著者:フィリップ プルマン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6029058
>死の国への入り口へと、至る。
ファンタジーの枠組みというか、理論のようなもの(?)を
重く見ながら書いている作者なのかなと思う。
第一部は、ファンタジー色がつよくて謎は多くても
生き生きした世界やキャラクターを見ていたけれど
この第三部では、意味を考えて読む感じ。
そして、いろいろ説明してもらっているのに、なぜか謎がふえていく…。
よろいグマのイオレク・バーニソンが登場するととてもほっとします。
■琥珀の望遠鏡〈下〉 ライラの冒険III (新潮文庫)
読了日:05月09日 著者:フィリップ プルマン
http://book.akahoshitakuya.com/b/4102024166
■ハチ公の最後の恋人 (中公文庫)
読了日:05月10日 著者:吉本 ばなな
http://book.akahoshitakuya.com/b/4122032075
■農場の少年―インガルス一家の物語〈5〉 (世界傑作童話シリーズ)
読了日:05月11日 著者:ローラ・インガルス・ワイルダー
http://book.akahoshitakuya.com/b/4834004104
■絵描きの植田さん (新潮文庫)
読了日:05月12日 著者:いしい しんじ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6062853
>薄い本なのだけれど最後のページを閉じて、目をあげると
からだのなかが本のなかにあったもので、いっぱいになっていて、
それが、私にはとてもいいものだった。
五月の、どちらかというともう暑いような時期に、
ふかくやわらかい雪でこころがすっかり埋まっていて、かつ、
それがあたたかいという、ゆるやかな「おはなし」。
■わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
読了日:05月13日 著者:カズオ・イシグロ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6078918
>初・カズオ・イシグロ。
とても淡々としていて、けれど、ひたひたと怖くなってくる話。
読み終えてもなにかもやもやとした霧のなかにいるようだった、それは
登場人物が理解する範囲でしか、謎が明かされないからかも知れない。
裏になにかがあるのに、そこには辿りつけないで
自分の範囲で生きていくリアリティ。
語り手の「私」の記憶がほかの人に比べて鮮明なようなのが、どうしてか哀しかった。
そうして、彼女のこの後、を考えてしまうと、この語りすべてが
とても恐ろしいものに思えた。凝視できないもののように。
■ふたりきりの戦争
読了日:05月15日 著者:ヘルマン シュルツ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4198622361
■シャングリ・ラ 上 (角川文庫)
読了日:05月18日 著者:池上 永一
http://book.akahoshitakuya.com/b/4043647042
■シャングリ・ラ 下 (角川文庫)
読了日:05月18日 著者:池上 永一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6135121
>つまり、「女とニューハーフは史上最強なのよーん!」。
この強靭な愛と生命力(?)で
この先も凄まじい毎日を築いているに違いない。
がんばれ、男たち(笑)。
■追憶の一九八九年 (角川文庫)
読了日:05月21日 著者:高橋 源一郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4041844029
■いつかソウル・トレインに乗る日まで
読了日:05月26日 著者:高橋 源一郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4087712427
>自分のつむいできた人生の断片をたどっていくといつのまにか
それは見知らぬものがたりとつながっていて
そのものがたりのなかで、自分が生きていることを僕は発見する…。
タカハシさんの書くものは以前からわりと好きだったが
ここにきて、さらに、好きになった。
いろいろな境界線は、この本には意味がない。
そこにあるものをただうけとって、そうして先にすすんでいくだけ。
■予言の守護者 - ベルガリアード物語〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:05月28日 著者:デイヴィッド エディングス
http://book.akahoshitakuya.com/b/4150203806
■蛇神の女王 - ベルガリアード物語〈2〉 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:05月29日 著者:デイヴィッド・エディングス,佐藤 ひろみ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4150203830
>うんうん言いながら、読む…
地名がおぼえられないアメリカ産のファンタジー…。
ごはんの描写があまりに少ないのはお国柄?
(イギリスはごはんばかり食べている…しかもおいしそうなのを)
■くりくり No.10
読了日:05月29日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/b/4576091794
>ややミニコミ的雑誌。
てづくり、が最近のっぺりして感じられるようになってきて
リネンのワンピースとか、ル・クルーゼのお鍋ライフ、とか、、、?
きもちいいから、好きだから、という理由で選んでいたものが
流行・fashon、みたいなことになると
なにか根っこのところで作り変えられて居心地悪くなってきてしまう…
めざしてなる「森ガール」とか市民権を得たロリータちゃんとか、
それ、有り得るのか?と…。
キモチワルクない「てづくり」を探してふらふら読んだなかの一冊。
かわいいものはたくさんあったけれど
わたしらしく、は、なかった。
▼読書メーター
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