スティルライフ, I follow the sun

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あぶく:ふえゆく荷物。



いつかなくなることが決定されている日記、というのがいくつかある。

それは、書いている人がこの世からいなくなるからだ。カウントダウン的に。

だけどそれはいつかのわたしの遺産みたいなものだから、放らずに背負ってあるいていく。

それが幾つもになる。

叫びそうになり、でも叫ばない。

いつまで続く。
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by stelaro | 2010-09-30 17:16 | ps & p.s.

あぶく:ある夜のできごと。




なにがほしかったのかさっぱり思い出せないので、

じゃあたいしたことじゃなかったんだなと思う反面、

なんだか両手をみるととても足りないきもちに駆られる…


そんな、できごと。
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by stelaro | 2010-09-28 22:22 | 点景、スロウデイズ、紅茶時間

あぶく:それなりの地層。


本の、いい読み手であるとか、

アートの、よい受け取り手であるとか、

そういうことくらいしか残っていなくって、

じゃそこにかじりついて磨いてやると、そんなふうに思った、

ぺちゃんこになってからもうじゅうねんめくらいになるですか。
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by stelaro | 2010-09-28 04:14 | コトノハ:呟

くべつのつかない、いのり。


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If,
Maybe

「 I don't like you today,

You hate me now,

but

don't leave me alone 」

please
please

don't Leave Me ・ A L O N E



さむがりのぼくたちにできるささやかなことがらをどうか、棄てないで
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by stelaro | 2010-09-27 05:08 | コトノハ:呟

推測、14.9。


とくべつに名付けられた月をみあげる
明け方の前、夜のおわり
今日とあしたの切り替わるさかいめに
つうとひかれた線のような
クレバスの底から

やわらかいふとんに起きあがる、
ただしく座って前をむいたそこに、たぶん
かぎりなく、まどかにちかい、しろいひかりが
大きすぎる躯を放ちながらひとりで
あたしのことなんて知らずに
じぶんの名前も気にせず
永遠みたいな顔で

したがえるは遠い遠いガス惑星
欠けた顔をあたしはみた
けれどみんなひとりだった
そこに居合わせたなにもかもが
指でつまんだ闇も
さやさやとのびる南の花も
ひかりのとおく
だれのこともさわれない
むすうのクレバスがかすかに震えたら
また、じかんの孔をふかく穿つ

みな、みな、さやかに
ひとりのからだで
ただ目をみはる

とくべつに名前のつけられた夜
その日もしらない顔で地面はまわりつづけ
ひとりぼっちたちを空に迎えた
いつものように
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by stelaro | 2010-09-24 03:51 | コトノハ:呟

あぶく:針の先のような。



あなたのため、をほんとうに実行するのはむずかしい。

自分をばっさり切り離して計算外の場所において、できるだけまっすぐな目でだれかをみて、

そうしてことばをつむぐだけの嘘吐きになれ。

そうしてそのあと自分を取り戻して、のたうちまわるくらいの覚悟。
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by stelaro | 2010-09-17 05:50 | コトノハ:呟

あぶく:ねえ、しあわせ?



記憶力がよかったころ、

昨日のどこもいろんなことが鮮明だったけれども、

私はいつも緊張してびりびりしていた気がする。

今はぼんやり暮らせもしていて、かわりにときどき記憶がなくて

よくものを憶えていられない。

どっちがbetterかと言うとよくわからない。
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by stelaro | 2010-09-15 04:52 | ps & p.s.

乞う、硝子の虫ピン。


どうして雨がふらないの

…それだけのこと、あたしをとりまくどうして
雨が、空からの涙が、つきはなす叩きつける原始のおんがく
ふりそそいで隙間ないがらすの檻
ぜんぶを編み込んで切り離してくれないの

あたしにまつわるぜんぶ
それとも、関わらないすべて

あたしの喉がごぼごぼ鳴る
ひとごとのように頚を圧し
くちびるを捻り目をとじる
ただ、違和感だけをさけびつづけるのです

ねえ、ねえ、これはちがうちがうのに

痛みのない、にんぎょうがたの
かがみにうつるこのやつらの
網膜から得た、贋でないとなぜ言える…

ながいながい髪
水のなかに流れた黒い筋
切りすぎた爪痕
ひりつく眼球
どれをわたしはえらんだ?
これをわたしはえらんだ?
ほんとうに?
ほんとうに?

…まちがいなくイエスと、あたしの口が、いつ
ことばをこぼたれる
踏みつけられるのは夢
あかるくぎらぎらと今日もまた展開していくかな
ちぎれた飛び石をつなぐみたく、ちゃちなあたしの物語

それでも
目をさまして、触れるせかいより
この皮膚に、ちかいの

…雨、みずしずく、
ざわざわと今すぐここに降りてきて
隙間ないベールであたしを覆って
ください
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by stelaro | 2010-09-13 03:37 | コトノハ:呟