スティルライフ, I follow the sun

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うかぶひかり、そして。


西をむいた窓のすきまから
のぞく、いろとひかり

むらさきを帯びたあかるい灰に
あらかじさだめられたようにたたずみ、浮かぶまるい
まるいあかり
燐光よりつよくなった、でも
眼をやくことはなかった

月の反射はみなにやさしくて、ただ
ぼくはことばを呑み込む

あしたにはなにが待つの
ここにはなにがあるの
ぼくが生きて、息をして、それから
なにになるの

ふつふつとやまない呪いかなにか

きみが、あたたかなたべものなら
その端を切りとって、少しだけ泣いて
ゆっくりとこの歯で噛むよ
刻々とうすれるむらさきのなか
浮いたあなた、しずかなあなた

きんいろに輝いて見つめられない東のそらがますます
その、眩しさを増すまえに、あらゆるもの焦げてゆく前に
しすがな欠片をひっそり
薄荷のお菓子のように
からだに入れて

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by stelaro | 2010-07-28 05:30 | コトノハ:呟

読書メーター:2010年6月キロク。

■ 2010/07/03 Sat


中盤から後半にかけて、収穫の多かった月。
荻原規子は、たぶん再読も再読も再読…くらいだけれど、
それでもやはり、この世界に、しんとしてうずまるのが好きだ。
一度目はかけぬけていってしまうから
それから再読をかさねてゆくと、こまやかないろいろなものを感じられる
…というわけで、「RDG」の最新刊は、まだ、感想を言うことが、できない。


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2010年6月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:7229ページ

■竜神の高僧 - ベルガリアード物語〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:06月02日 著者:デイヴィッド エディングス
http://book.akahoshitakuya.com/b/4150203865
■魔術師の城塞 - ベルガリアード物語〈4〉 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:06月03日 著者:デイヴィッド・エディングス
http://book.akahoshitakuya.com/b/415020389X
■勝負の終り - ベルガリアード物語〈5〉 (ハヤカワ文庫FT)
読了日:06月03日 著者:デイヴィッド・エディングス
http://book.akahoshitakuya.com/b/4150203911

>おもしろいんだけど。ふつうに、おもしろかったんだけど。
 …どんどん登場人物の名前と国籍と人種がごっちゃになって
 わからなくなっていくので、そこだけには困りました…。
 ファンタジーでありその世界の創世記にまでさかのぼる物語で
 壮大かと思えば、単純だったような気もする…。

■肩胛骨は翼のなごり (創元推理文庫)
読了日:06月05日 著者:デイヴィッド アーモンド
http://book.akahoshitakuya.com/b/4488543022

>子どものころに、こんな夢をみていても、おかしくない、と思う。
 翼が生えることを本気で思っていた一瞬、というのが
 何を隠そう、わたしには、ありました。
 夢のようだけれど、夢ではない
 表紙がきれいな顔をした「球体関節人形」なのだが
 中に出てくる不思議な生物…は
 わたしには、もっと穏やかにやさしいものとして今はこころに残っている。
 彼は、どこへ飛んで行ったんだろう。

■風の耳たぶ (角川文庫)
読了日:06月10日 著者:灰谷 健次郎
http://book.akahoshitakuya.com/b/4043520336

■先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!
読了日:06月11日 著者:小林朋道
http://book.akahoshitakuya.com/b/4806713759

>これは、まぎれもなく「愛すべき、生物野郎」です。(笑)

■トリツカレ男 (新潮文庫)
読了日:06月12日 著者:いしい しんじ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101069239

■アース・ガード―ローカル惑星防衛記 (ソノラマ文庫)
読了日:06月13日 著者:小川 一水
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6466641

>すみません小川さん愛知県に踏み込んだことがない(!)私には
 本当にローカルでした…
 お気楽ライトな部分と宇宙ハードの面の落差がすごくて、
 ああこの人は以前から小川一水だったのだなあと妙に納得。
 地球人宇宙人問わずそれぞれの無茶ぶりは見ていてかなり面白かったので、
 シリーズ一作目と思い込みかけ…が?
 ぜんぜん続いていませんでした。
 ほんと、おいしい設定をちぎっては投げる人だなと、なんとなく、感心。

■図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語 (ハヤカワ文庫NF)
読了日:06月14日 著者:ヴィッキー マイロン,Vicki Myron
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6466740

>すばらしく完璧な、うまれながらのセラピー猫!
 著者は彼によって生かされたのだということが、じんわりと伝わってくる。
 さりげなく書かれている図書館猫がよくいる(?)存在だということには驚いた。
 図書館学をかじった私にはいろいろな点でおもしろく…
 そうしてデューイが暮らしたこの本の王国とその住人たちに、ささやかに憧れた。

■キケン
読了日:06月19日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/b/4103018720

>男子に限らず、めいっぱい何かでダッシュした経験があったら
 この話はものすごくなつかしくてげらげら笑えるだろうな。
 続きがないのがさびしいくらい。
 ちょっとのあいだだけ、大学時代に戻れました、ありがとう!

■RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (カドカワ銀のさじシリーズ)
読了日:06月19日 著者:荻原 規子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6534029

>三冊目のための、再読。
 「お山」について、かんがえる。
 泉水子が友だちについて延々ととらわれ考えつづけるのを読みながら、
 ああこういう時期って小学生や中学生のころにあった、と思い出した。
 振り返ればどうしてと思うくらい、友だちと知り合いの違いはなんなのか、
 自分たちなりの定義をしようとがんばった「あのころ」。

■RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
読了日:06月20日 著者:荻原 規子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4048740520

■風神秘抄
読了日:06月22日 著者:荻原 規子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4198620164

■ポロメリア
読了日:06月23日 著者:Cocco
http://book.akahoshitakuya.com/b/4344018354

>人間、自分の人生を題材にすれば、かならず一本は小説が書けるという。
 けれども。
 そういって終わらせてしまうには、あんまりな密度と感覚だったので
 これだけ詳細に思い出を織り込んだ文章を綴れることが、苦しい。
 忘れられない、ということはひとつとても重荷だと
 なんとなく思い知らされている私は、どこまでも本のなかに没入し
 ひどく呆然として放り出されてきた。
 あいかわらず、このひとの感覚にはナチュラルに重なる部分があんまり多くて
 息をしていいか、わからなくなってしまいそうだ。

■博士の愛した数式 (新潮文庫)
読了日:06月24日 著者:小川 洋子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101215235

■月への梯子 (文春文庫)
読了日:06月24日 著者:樋口 有介
http://book.akahoshitakuya.com/b/4167531070

■空色勾玉
読了日:06月24日 著者:荻原 規子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4198605394

■ROCKIN'ON JAPAN (ロッキング・オン・ジャパン) 2010年 07月号 [雑誌]
読了日:06月25日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/b/B003LYJRII

■白鳥異伝
読了日:06月26日 著者:荻原 規子
http://book.akahoshitakuya.com/b/4198605408

■薄紅天女
読了日:06月29日 著者:荻原 規子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6651593

>長い長い旅路をたどらせていくこころにあるのは、
 「あいつが好きだ」というきもちひとつ。
 力を持つものの苦しみと暴走、それを助けるものの苦しみと無力さ、
 そうして、手放すこと、を知ったとき、
 あなたが好きだというただそのシンプルな一点に立ち返って、
 相手のまなざしを受け止めることができるようになる…そんななりたちを、
 この勾玉のなかにくりかえし見たような気がする。
 「あなたについてゆこうと言っているのよ」。


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by stelaro | 2010-07-03 17:35 | コトノハ:ブックレビュウ