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ウェディング・ブーケ

■ 2007/05/19 Sat 「ウェディング・ブーケ」


大学のともだちの結婚式がありました
で、定番のブーケトスで、はじめてもらってしまったブーケ
もらったのか、もらわされたのか、やや疑問なのだけど
(脅してくれてありがとう、ありえる!でもやや嬉しいわよ!)
すっぽりしっかり、受け取ってしまいました、、、うう、不覚<?

せっかくなので、記念に一枚

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白とピンクのトルコキキョウ
彼女のドレスも白とピンクで
予想通り!と思いました…いつもはブルー系なのだけど
たまには、記念日くらいはきっと思いきり
かわいらしくかわいらしくゆくに違いないと思っていたから

いまは、お花のところだけ
テーブルの上にこんもりと飾ってあります
ほんとにきれいに半球にまあるい

二三日たったら、ちいさなちいさな花束いくつかつくって
コップにさして、あちこちに飾ろう。枕元にもひとつ置こう
それからかわいそうだけど、はやめに二輪くらい抜き取って
押し花にも、なってもらおう、、、うまくできればよいですが
(花びらが薄物のものは、カードにつくるのがむずかしいので…)

おめでとうでした。元気にしあわせにね >夏月さん+トモキヨ

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by stelaro | 2007-05-19 16:16 | 点景、スロウデイズ、紅茶時間

リネンのストラップシューズ

■ 2007/05/05 Fri 「リネンのストラップシューズ」

靴は、ストラップつきか編み上げか、
もしくはブーツか、、、なのには少しだけ理由があって
それは私の足が、標準にたいして
妙にはんぱに小さいからです、、、
というのが始まりだった。
どうも、かかとが細いらしく、

高校入学のとき、たいていみんなが買う「高校生用のローファー」みたいな靴は
どんなサイズもぜんぶ脱げてしまうことを発見した!のが最初で
それまではスニーカーまたはそれに類するもので暮らしていけた私には
新しい発見だったと共に、五軒の靴屋さんめぐりへの出発でもあった……

そうして多分、その高校一学年四百人のなかでたった一人、
赤茶色の、たいそうクラシックな紐靴で入学をした15歳。
HARUTAとかは、、、履いたらころぶね、たぶんね。

ただ、最近、
ぺたんこストラップばかりはいているのは
よろしくないのではないか?……と、やや真剣に思いはじめ
(↑ちょっと某大河ドラマさんの「ないがしろではないか?」が
入っているようだ、、、分かる人だけわかって笑って…)
ヒールつきストラップシューズを購入してみました。
本革では暑いので、というか、これ以上増やしてもしかたないので(>_<;
ちょうど企画されたリネンでできているものを。

グレイの色の、ストラップシューズ。
3.5センチからの、挑戦。

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カーネーションを抱えてゆくためにおろしました。
服も、少しがんばっておめかし系…?
ガーランドの、去年の夏のお買い物だった紺色のJSK、
裾に黒いチュールがついているのがとてもとても嬉しかったのです。
ふんわりチュール(簡易パニエと呼ぶ!?)の服は
ガーランドでははじめてで、全部のお洋服でも、何年ぶりか、だったので。

シンプルなかたちなのですが綿麻の生地がすてきで、それに惚れたようなもので。
でも後ろを向くと、背中がサテンリボンで編み上げだったりして……
お嬢さん避暑地JSK、みたいです。
おそらく、私が着ていなければ。
たしかこの服をお迎えしたとき、店長さんは
同じ生地のボルドーの、ワンピースのほうを着ていましたっけ。

黒よりはボルドーをえらぶほうが多いけれど
この服でこの生地にかんしては、黒、のほうがとても好きです。
ワンピースは、、、いや、ちょっと、、、もっと素敵な方に任せます、、、(T_T)



今日のお洋服:
JSK=ガーランド、クラシカルローズバスケットJSK(クロ)
ジャケット=アップルハウス(生成り)
靴=スロウのリネンストラップシューズ
コサージュ=カネコイサオ、矢車草とミニひなぎく
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by stelaro | 2007-05-05 17:51 | 服色日記

オレンジベージュ

■ 2007/05/04 Fri 「オレンジベージュ」


巷に、カーネーションがあふれていくころ、
赤やピンクが定番だけれど、わたしは
シャーベットみたいなやわらかいオレンジが好き

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まあるくまるく、三色をまぜて束ねてみる
うすいピンクにオレンジベージュ、くすんだ赤葡萄
新鮮なカーネーションを見るといつも、おいしそうだと思う
それは、春にきゃべつをみるのと、少しだけ似ている

少し早い、母の日のために。

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by stelaro | 2007-05-04 17:37 | フォトノヲト

「ホテル・ルワンダ」

■ 2007/05/01 Tue 17:21 「ホテル・ルワンダ」

冒頭にきこえる音楽…子どもたちの歌声、を聞いてわたしは
きれいな音楽だね、と、言った。

そうして映画の最後に流れたその歌詞は、こんなようだった。

 「 わたしたちの上に太陽はいつ戻るのだろう
   誰がそれを とりもどしてくれるのだろう 」

……たとえばこの差が、私=東の国にすむ日本人と
映画のなかで繰り広げられるルワンダでの現実の差だ。

南アフリカ、と
アパルトヘイト、と
ツチ族とフツ族のあいだに起きた大虐殺、のことが
あたまのかたすみにあれば、たぶん
この映画が残りのことを、じゅうぶん補って
この平和な国のわたしたちは声がでなくなるだろう。
そこまで、迫るところへいけるだろう。

この虐殺があったとき、現実の私は小学生で
10歳にもなっていなかった、、、のだけれど
アフリカでたいへんなことが起きていることだけはよくわかっていた。
そのたいへんなことが、たくさんの人がどんどん殺されていること、なのも
よくわかっていた。

でもその先やその前のことは、ぜんぜんわからなかった。

さっぱりわからないなりに、新聞を読んだりしてみたけれど
どうして、「虐殺」が起きなくちゃならないのか、は
やっぱり全然わからなかった、、、
その後、国連高等弁務官になった尾形貞子さんの談話やら
黒柳徹子さんの「トットちゃんとトットちゃんたち」、
はたまた、難民にかかわるいくつかの話を読んでおぼろげながら
起きた事態がわかった、くらいのことでした。
からみあった民族の間の感情の、暴発のこと。

主人公になるホテルの支配人ポールは、殺す側の、フツ族です。
そうして、彼の奥さんは、殺される側の、ツチ族です。
……じゃあ、二人のあいだの、子どもは?

半分は互いの血が入っているから、事態はそれでも悲惨だそうです。
例えば、子どもが四人いたら、
二人は助けられるそうです。
そうしてあとの二人は、殺されるそうです。
例えば、子どものなかに大きくなった女の子がいれば
民族浄化、という題目のもとに、強姦されるそうです。
きのうまで子どもを抱き上げていた手で
ナタを持って、違う「ツチ族」の誰かのからだに頭に
それを、叩き込みに行く。

……ある日、そんなになってしまった世界のなかで
ホテルマンの彼は家族と、近所のひとたちを守ろうとして必死になり
彼の好きなホテルを守ってくれてきたひとを助けようとかけずりまわる。
「自分はフツだから外を歩ける、殺されない」というのが
彼の、たったひとつの拠るべき柱に思えた。
すごくか細いのに。
でも奥さんには笑顔を見せて。

はじまりはただの人だった。
正義の味方じゃない、大きな考えを持っていたわけでもない、
ただ、殺したくなかった、死なせたくなかった、殺されたくなかった。
守りたかった。

ひとつ、すごく新鮮だったことがある。
ひどく顰蹙をかうかもしれないけれど
それは
この映画に出てくるひとが、みんな黒人だということです。

いや、白人も出てくるのだけれど、それは
平和なホテルの泊り客としての「通行人」であって
ただの背景に近くあり。
ただ、存在を見せ付けるのは、彼らが
どんどん情勢の悪化してゆくルワンダから国外退去するとき、
ホテルに、支配人をはじめとして逃げ込んできた現地の人、子どもたち、
シスターたちの集団を残して、母国から「救助」にきたバスに乗り
雨のなか、ホテルを去ってゆくときだけだった。
なまえのない、ただ、
平和に守られている人の集団として。

二人だけ、顔のある人がいた。
それは虐殺に、暴動に巻き込まれていく人、
国連から派遣されてホテル近くにいた軍人と、
NGOの活動なのか孤児院で働いていた女の人。
でも彼らは、顔があるから、カラーズでなくても、平和のなかには行けない。
「平和維持軍だから」襲撃されても手を出せないなんて
クソヤロウだ、と絶叫とむしりとって叩きつけたベレー帽や
赤ちゃんはみんな殺されてたわと言うときの、よごれた金髪、

それをたぶん、友人として頼ったり愚痴ったりなぐさめあったり
ただ、かなしげに見下ろしていたりする、ポールと彼ら。
つねにつねに、
憎しみじゃないところから。
とても深くてくろぐろとした、なにかの湛えられた目。

それは、国というものを、いっそ理不尽に思えそうな
一連の風景でした。



data :
「ホテル・ルワンダ」テリー・ジョージ監督脚本、2004年、南アフリカ・イギリス・イタリア、122分
原題 : 「HOTEL RWANDA」
「愛する家族を守りたい。」
ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った…。
ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ホアキン・フェニックス、、、
2004年アカデミー賞、主演男優賞・助演女優賞・脚本賞ノミネート
2004年度トロント国際映画祭、観客賞受賞
2005年度ゴールデン・サテライト賞(ドラマ部門)
 作品賞受賞/主演男優賞受賞/オリジナル主題歌賞受賞
ほか
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by stelaro | 2007-05-01 17:21 | コトノハ:cinema