スティルライフ, I follow the sun

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水の藍

ぽっかりと
おともなしに眼をあけたなら
それは雨のふりそぼる日曜日
ぽしゃりぽしゃり
さらりさらりさら
すらすらと灰色の光彩からおともなく
こぼれてやまない水しずくを
大地が受けて

紅いすそがぬれていく
裸足の足を守るように
ざくりと踏みわられた浜のすな、いつか
だれかきみのからだであった
しろき、かけら
そしてわたしをうけとめる
灰色のこのそらの教会で

めをひらいたときのかたちをたもち、わたしはあなたにとつごうと

海とそらのあいだを
たましいだけ
ただよっていく
細い雨つよい雨あれくるう雨
やさしい雨
すべてを受けてすべてを飲んだ
この
しろいほねのいきつく浜辺で

傷痕はあなたがのこしたキスの混沌
わたしはみつめる
にどとかえらない腕のなかの
まるくやわらかな空を
だきしめてそらへ
放てないぬくもりを
ただ、せかいのあらゆる雨のあつまったこの
碧い海辺で
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by stelaro | 2006-11-27 03:36 | コトノハ:呟