スティルライフ, I follow the sun

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「碧水」

「 雫 め ぐ り 」



トタン屋根におちる、ばらっばらとだだだ

繁ったゴーヤの葉に吸はれる、さわさわさわ

コンクリにアスファルトに、ぷつぶつぱちぱち

みずのたまりへぴたぴちゃぴたぴちゃ

ぴしゃっざざざざわざざざ

じゃあ
ねえきみ

大海原をよこぎる雨雲

太古の火口にふりそそいだ豪雨

乾いたさばくにおとずれる雨季のさいしょのひとしずく

それらはいったいぼくたちの
耳になにをささやくだろう


まなうらにおもいうかべる光景

こころを耳をすませてさぐる



いつかいつかぼくたちは、それら水の奏でる風景を

おもえる日がくるのだろうか

気がつけば知らない無音かさえもこの耳に

まぼろしのように消えている


例えばいちめんの砂のうみにふる水のおんがく



ma.i
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by stelaro | 2014-04-30 04:51 | コトノハ:呟