スティルライフ, I follow the sun

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うかぶひかり、そして。


西をむいた窓のすきまから
のぞく、いろとひかり

むらさきを帯びたあかるい灰に
あらかじさだめられたようにたたずみ、浮かぶまるい
まるいあかり
燐光よりつよくなった、でも
眼をやくことはなかった

月の反射はみなにやさしくて、ただ
ぼくはことばを呑み込む

あしたにはなにが待つの
ここにはなにがあるの
ぼくが生きて、息をして、それから
なにになるの

ふつふつとやまない呪いかなにか

きみが、あたたかなたべものなら
その端を切りとって、少しだけ泣いて
ゆっくりとこの歯で噛むよ
刻々とうすれるむらさきのなか
浮いたあなた、しずかなあなた

きんいろに輝いて見つめられない東のそらがますます
その、眩しさを増すまえに、あらゆるもの焦げてゆく前に
しすがな欠片をひっそり
薄荷のお菓子のように
からだに入れて

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by stelaro | 2010-07-28 05:30 | コトノハ:呟