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スティルライフ, I follow the sun

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ps:memo「訴えの、その前に」


メラニー・クラインの言葉から?

「人間のこころの痛みというものを比較的少なくし、穏やかに人生を送るためにいちばん大事なことは、この羨望のこころを卒業していくことである。特に人の親になったり人の指導者になるというときには、子どもや指導された者の幸福が自分以上のものになっても、それに羨望の気持ちを抱かないで、本当にこころからそれを祝福することができるようになる心境に達すると、人生は非常に幸せで痛みが少ないものになる」。また、そうするためのもうひとつ大事なことは「感謝」であるとも彼女はいってます。つまり、世話を受けた人、導いてもらった人が、先生に対して、あるいは親に対して、率直な感謝の気持ちを上手に伝えることができれば、こうした親や先生たちの羨望、妬みの気持ちも癒されるということでしょう。

(小此木啓吾『こころの痛み どう絶えるか』2000年、NHK出版、第一章p50-51)


…先生や両親という「立場のことなるひと」だけにかぎらず、
まわりをとりかこんでいる、けれどまだ
現実に自分に食い込んではいないひとたち…にも適う文のように思って…
まだ顔の見えないころのコミュニケーションに、たぶんたくさん「妬み」は潜んでいる。
自分をふりかえってそう思う…ただ表に出さないようにしたこと無数。
痛みを投げられ投げ合う前に、そこへたどりついてしまう前に
ぼくは、なにかすることがないだろうかって
ツライと訴える前に、することできること。

ほんとに、ぼくはこころから、よろこんでいるだろか…?
by stelaro | 2009-09-14 06:16 | ps & p.s.